セルフAID
とりあえず、妻の妊娠が無事4か月目を迎えたんで、AIDについてまとめました。
ご参考になれば幸いです。
1.インターネットでのドナー探し
①「精子提供」、「精子バンク」、「精子ドナー」などで検索
②ヤフーアカウントを新規で作成し、とりあえず、すべてにメールを送信。
<送信メール内容>
- 何を見てメールしたか→XXXXのHPを拝見し、メールさせていただきました。
- なぜ希望したか→子供を望んでおりますが、生殖機能がなく・・・
- 希望内容→血液型、シリンジ提供の可否、受け取り場所など
- 偽名→失礼ながら今のところは偽名を使用させていただきます。
早い人ではすぐ、遅い人では数週間のうちに返信がありました。
(※返信がきたのは3分の1くらいでした。)
受け付けているとの返答であれば質問をぶつけます。
<メール質問内容>
- 戸籍(パスポート)の提示は可能か?
- 性病検査結果、健康診断書の提示は可能か?
- アレルギー等の疾患の有無?
- 顔・身体の特徴(目鼻立ち、似ている著名人、身長、体重など)
- 既婚、子供の有無
- 今までの実績
- 提供に至った理由
自分が会ってみたいと思えるまで、何回も質問をぶつけました。
ネットで探すことのデメリットはなによりも「得体の知れない相手」ということ。
会うこと自体において安全かどうかわからないので、
メールで矛盾などがないか確認し、会おうって気になるまでやり取りしました。
2.面談
なによりも大事なのが、実際会ってみてお話を聞くことです。
提供してもらう日とは別に面談をしてもらい、
時間をかけてじっくり話し合いをして、夫婦で納得のいく方を選びました。
<面接時の質問例>
- 提供に至った理由(メールより具体的に説明をいただける。ここで矛盾がないか確認)
- 今までの実績(いつから初めて月・年で何回くらい実施しているか?また成功率はどのくらいか?)
- どんくらいまで提供いただけるか?(成功に至らなかった場合、1年以上の提供は可能か?)
- 2日以上連続で提供いただけることは可能か?
- 提供時間帯
- 兄弟を考えているため、成功した場合何年後かにまたお願いすることは可能か?
信頼関係も必要だと思うので、敢えて
「インターネットで人と会うのは怖いのでしつこいくらい質問します。」
と明言してしてました。ドナーさんも快く応じてくれました
3.提供
実際には3人の方から提供をいただきました。
排卵予定日の2日前後にスケジュールを調整し、待ち合わせました。
移動中すでに採取しているパターンと合流してから採取するパターンがありました。
3人のうち2人の方はシリンジ、ケースとも先方でご用意くださいました。
1人はこちらで購入しました。
キットもあるみたいですが、これは高いので使いませんでしたが
今思うとこれでもよかったかも。もっと追加で買うと思ってたので。
※上のでよければうちに大量に余ってるんでほしい方はお譲りします(笑)。
僕がやることもあったのですが、
車の中で行うこともあり、妻が自分自身で行うこともありました。
液が垂れるので犬のおしっこシートを敷いてやってました。オススメです。
それと挿入前に潤滑ジェルも利用してました。
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4.病院でのAIH
僕らの場合、自分たちでは成功に至らなかったため、
ステップアップとして病院での人工授精をしました。
もともと妻が通っていた婦人科で、FTMであることを告げることなくスムーズにできました。
費用は2万円かからないくらいの費用でできたのでK大よりは安くできました。
成功率もよくなるし、衛生面でも安心なので最初から病院でやっとけばよかったと思いました。まぁ。こんなに簡単にできるとは思いませんでしたが。
5.最後に
結果、セルフAID7回目、人工授精1回目で実ることができました。
僕ら夫婦は
- 相手の顔を見たかったこと。
- 兄弟がほしかったこと。
- K大では確率が低すぎること。
- 知り合い3人は全てセルフAID
以上の理由からセルフAIDを採用しました。
K大でも登録は完了していたものの実施には至りませんでした。
いろいろな考えがあると思います。
そもそもAIDで子供を持つこと自体疑問を感じる方も多いと思います。
ましてや、インターネットでドナーなんて。
まぁーでもいいんです。人は人。
自分は恥じてないと胸を張って言える生き方をしており、
強い決意を持ってやったことだから誰になにを言われても自分の道を行きます。
そしてとばっちりを食らった嫁と子供を幸せにするのみです。
以上、参考までに。