30代FTMの徒然日記

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日光白根山

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6月3日、良く晴れた土曜日、日光白根山に行きました。

 

今まで登った山の中で

 

一番美しく、そして危険な山でした。

 

 

 

山へGO!!

朝6時に羽生インターで友人と合流。

そこから東北自動車道~日光道を経て

「日光白根山菅沼ルート 登山口有料駐車場」へ。

 

途中以前に登った男体山を横目にロマンチック街道へ進みます。

茶屋が見えたらその手前の脇道が駐車場です。

 

道はそれほど混んでなく、予定通り8時30分ごろ到着!

車は既に片側埋め尽くされていました。

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すごく良い天気だったのにも関わらず、まだ雪がチラホラあったのに驚きました。

しかし、これがゆくゆくの大ピンチへのアラートだったのでしょう。。

 

 

いざ入山!!

8時44分、僕らは駐車場奥の入り口から登山を開始しました。

いままでの山は入った途端に急な勾配が多かったのですが、

ここは平坦でハイキング気分でした。

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で、登山道入って5分もたたないうちに野生のシカに遭遇しました。

一瞬で目の前を駆け抜けて行ったのですが、

こんな森で野生のシカに出会うなんて龍が如く5の冴島ミッション以来です!

 

と、胸弾ませて歩いていると、

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いつの間にか雪だらけになってきました。

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先を行く他の登山者がつけた足跡を頼りに進みます。

 

 

途中、わずか10センチほどの雪道。

一歩踏み間違えれば崖という難関がいくつもありました。

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穴もボコボコあり、本当に危険です。

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そして、登りはじめて1時間、弥陀ヶ池に到着。

見たこともない景色に会いました!!!

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本当に息をのむほど美しかったです。

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白根山を目指す

そして、ついに白根山に向かいます。

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上を見上げると、

岩だらけやんけ。。

 

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傾斜は一気に急になりました。

雪も多く風もありかなり寒い!!

 

足元はこんな感じ。

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岩すら凍ってます。

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ルートもよくわからないため、前の人に続いていたのですが、

なんとルートから外れ、道なき崖を登ってました。

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まさか雪があるなんて思ってもなく

半袖ハーパンは僕のみでした。。

念のため持ってきたパーカーとウィンドブレーカーを慌てて着こみます。

 

とにかく進みます。

てか、引き返すのも恐ろしいため進むのみです。。

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そしてここで、友人からの一言

ギブアップ。。。。

 

はじめて、山頂を目前に寒さと恐ろしさでついにギブアップしました。

友人はここでもう動けなくなっていたそうです。

 

 

 

死ぬ気の下山 

一気に登ってきたものの、

降りるのは一段と恐ろしく、

足場は悪いし寒いしテンション下がってるし

写真どころではありませんでした。。

 

弥陀ヶ池に戻ってきて、早いとこ降りようということでさっさと帰ります。

 

弥陀ヶ池から駐車場に戻るまでは本当に生きた心地はしませんでした。

なんなら友達は死ぬんではないかと思いました。

 なんせ運動靴で溶けかけの雪の中、一歩踏み間違えれば確実に死ぬコース!!

 

何度もすっころびながらも命からがら降りてきました。

 

途中他の登山者に怒られました。。。

そんな恰好でくるんじゃねぇと。。。

6月の山をなめてました。。。

本当にごめんなさい。。。

まさか雪があるとは。。。。

 

 

 

感想

本当に本当に死ぬかと思いました。

今生きてるのが不思議なくらいです。

 

そして途中リタイヤという判断は良い判断でした。

僕らは山頂に行くことが目的なのではなく 素敵な休日を過ごすことが目的だからです。

 

山はいつでも待ってくれています。

もっと装備を整えて、体力つけて、万全になってからまた挑みたいと思います。

 

さぁ、来月は赤城山だ!!!!!!